<まちの話題>今しか出会えない表現「アトリエ青い鳥」の子供絵画教室

前回、大人の水彩画教室でお伺いした「アトリエ青い鳥」さん。https://mishiran-ogori.org/pickup/2763/

毎月2回、土曜日には、「ひまわり館東野」にて子供の絵画教室を行っているということで、こちらにもお伺いしてきました。

この日は、小学校低学年3名と中学生2名の合計5名が参加。

こちらの絵画教室は未就園児(年長)から参加が可能とのことです。

丁寧に描かれるコスモスの花。

みなさんが持っているのは「割り箸」です。

そういえば、小学生の頃、割り箸と墨で描いたクロッキーを思い出して懐かしくなりました。

割り箸の形から、太い線や細い線が引けることで、絵に味わいが出てきます。

この日は天気が良く、明かりをつけずに、自然光を生かして。

モチーフは、大人の水彩画の時にもあった「コスモス」でした。

コスモスを、自分たちの世界観のなかで描いていく様子は、大人には描けないものがあります。

コスモスの花びらやおしべ、葉っぱの形など、みなさんよく観察しています。

彼らの目にはどのように映り、どのように感じ取っているのでしょう。

興味深いですね。

じっくり観察中!

花の周りには、生き物たちが楽しそうに集まっています。

墨で描いた後は、その線を生かしつつ、色を塗っていきます。

「ここはピンクにしようかな」

友達と楽しく話しながら、色を決めている様子でした。

自分の好きな色かな?

そのままを描くというより、自分の感性の中に落とし込んで描いていく様子が、今しかできないことで貴重だなと感じます。

そして、小さな子供たちの集中力にも感心します。

これだけ集中するというのは、凄くエネルギーを使っているとのこと。

きっと、この後のお昼ご飯は美味しかったでしょうね。

形にとらわれず、広がっていく世界観。

色作りにもこだわっています。

絵を描くのが好きで中学生になってからも続けている二人は、じっくり観察して描いていく様子でした。

同じ絵は二つとしてないですね。

優しいタッチであったり、力強いタッチであったり。

線画でじっくりと描きます。

優しいタッチの色で。

2時間もかからないうちに、ほとんどの方が仕上げていました。

お迎えに来られた保護者の方にお伺いしたところ、家で普段見る子供と違い、出来上がった絵も「こんなふうに絵を描くんだ」と、とても新鮮なのだそう。

今しか見られないこの世界観と表現力、見ないと勿体無いですね。

この場は、そんな貴重な瞬間を見ることができる場でした。

【子供絵画教室ギャラリー】

同じモチーフから、子供たちの個性あふれる作品をご覧ください。

絵画教室 アトリエ青い鳥

【TEL】090-8912-9723 

教室など詳細はお問い合わせください。

【instagram】https://www.instagram.com/aoitori_art/

取材/ミ・シ・ラ・ン小郡取材クルー NAMI